家庭菜園に使用した土、どうしてますか?
はじめる時は、ホームセンターや園芸用品店に行けば、野菜用の培養土があるので、必要なものを購入すれば、すんなり始めることができます。
そして、最初の野菜の収穫を終えた時、きっと誰しも思うはずです。
この土はどうすればよいのか?
庭があれば、まいて自然に戻してあげればいいのですが、なかなかそうもいきませんよね。どうしたらよいのでしょうか。
使用後の培養土はどうする?
選択肢は2つです。
- 適切な処理をして再利用する。
- 処分する。
- 再利用する
土に混在する根を取り除き、消毒して、減った肥料を補えば、また、次の野菜を作ることができます。根は可燃ごみとして出すことができます。 - 処分する
処分方法としては、
- 庭にまく(許可なく公園や河川敷や植え込みなどに捨てると不法投棄になってしまうので注意が必要です)
- ホームセンター・園芸用品店で回収してもらう(有料)
- 専門業者に回収してもらう(有料)
- ゴミとしてだす(大半の自治体が土はゴミとして受け付けていないが、少量であればゴミとして回収してもらいえる地域もあります)
私は、これまで①再利用していました。
しかし、プランター栽培での培養土の再利用には限界があるとのこと。微生物の循環で再生する畑の土とは違って、化成肥料に頼っているところがあり、3回目以降は育ちがわるくなってくるとのこと。(丁度、今年、3年目に入ったところです。)
そして、先日、見つけてしまったのです。
「可燃ごみに出せる培養土」
こんな商品があったのかと、感動を覚えました。
気になるのは
- 原材料は何でできているのか?なんで可燃ごみにだせるのか?
- 野菜はちゃんと育つのか?
- 価格は?
という3点ですよね。
早速、購入して、野菜の生育状況はどうなのが検証しているところです。
成長の早い、葉物野菜はおかげ様で順調に育っていて、収穫をはじめました。

では、一体どのようなものなのでしょうか。
「可燃ごみに出せる培養土」とは?どうして燃やせるの?
土ではなく、ヤシの実からできている100%植物性繊維です。
そのかなに、化成肥料などがブレンドされています。
繊維なので燃やすことができるんですね。
調べてみると、いくつが商品がありましたので、ご紹介します。

私が近所のホームセンターで購入したのが
「ポイっ!とかるい土」
25L 598円(税抜き)でした。
一般的な培養土と比べてどうなの?
まず、第一に軽いです。
繊維でできているのでふかふかしています。
持った瞬間、軽い!と感動するほど。運ぶのが楽になります。
次に、価格は高いです。
商品によりますが、約1.4倍高額になります。
そして、可燃ごみに出すということは、毎年、購入する必要があります。
一方、培養土の再利用では、再生させるため肥料剤の購入が必要となります。
それに加えて、手間と保管場所も必要となります。
どちらを選ぶかは、栽培量や住環境にもよりますが、私は、庭を持っていないので、「可燃ごみに出せる培養土」を試してみて、野菜がうまく育てばこちらに切り替えていこうと考えています。
「可燃ごみに出せる培養土」を実際に使った感想は?
良いと思った点は、
- 軽い。運ぶのが楽でした。
- 繊維でできているため、ふかふかしている。扱いやすい。
- ふかふかしているが、強風でも吹き飛ばされることはない。
- 保水力はある。
- 問題なく生育できている。
良くない思った点は、
- 支柱が必要な大きく育つものは、ぐらついて安定しなさそう(実際に、大きくなるものは実験していないのでわかりません。)
- 価格が高い
価格は高めではあるけれど、いずれ土を処理することを考えると、そこにもコストはかかってきます。手間、保管場所を考えれば、許容範囲だと思いました。
一番は、ちゃんと野菜が育っているということです。

大きく育つ野菜は、また来年挑戦してみたいなと思っているところです。
実際に、この「可燃ごみに出せる培養土」で育てている人がいたら、どうなのか教えてほしいです。