独特の辛味と苦み、そしてゴマのような芳醇な風味が魅力のルッコラ。
今はスーパーでいつでも購入することができるようになりましたが、
実は、プランターでも簡単につくることができるんです。
収穫までの期間も短く、しかも真夏・真冬以外ならいつでも栽培でき、気軽に始めることができます。
基本情報
科名 | アブラナ科 |
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種のまき方 | ばらまき |
種まき期間 | 3月~10月 |
発芽適温 | 15℃~25℃ |
発芽日数 | 5日程度 |
収穫期間 | 種まきから30日程度 |
使用プランター | 40型(4L)400×150×H140mm |
追肥の必要 | なし |
ルッコラは、日当たりが強すぎると苦くなるので、半日陰で育てます。
育て方
準備するもの
・必要なもの
プランター | 40型(4L)400×150×H140mm 以上の大きさ |
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鉢底石 | 排水性がよくなります ネット入りが使いやすくておすすめ |
培養土 | 野菜用培養土 可燃ごみに出せるタイプが軽くておすすめ |
種 | ホームセンターや100均で購入可能 |
じょうろ | 4L以上がおすすめ 折り畳み式の商品もあります |
・あると便利なもの
ピンセット | 間引きに使用します 100均のもので十分です |
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ハサミ | 間引きや収穫、剪定で使用します 切れ味の良い園芸用がおすすめ |
寒冷紗 | 害虫対策、朝晩冷え込む時期の防寒対策に使用します |
ニームオイル | 害虫対策に使用します 葉や土に栄養を与える効果もあります |
液体肥料 | 即効性のある液体肥料が1本あると、作物の元気が無いときに重宝します 窒素・リン酸・カリウムの配合バランスがよいものがおすすめ |
種まき
- プランターに鉢底石を敷き、培養土をいれます。
- 種まき前の培養土に水を含ませるために、じょうろで水やりをします。(鉢底がら水があふれるくらいたっぷりと)
- ばらまきします。
- 上から、追加で培養土を薄くかぶせ、手で軽く押さえてなじませましょう。
- 最後に、ジョウロでたっぷりと水やりしましょう。

発芽にはたっぷりの水が必要になります。発芽までは、土の表面が乾くことのないように、毎日たっぷり水やりしましょう。
発芽
種まきから5日程度で発芽します。
発芽後の水やりは、土の表面がかわいたら、たっぷりとが基本となります。
10日以上たっても発芽しない時は以下のことが考えられます。
- 土の中に虫がいる
- 種が水で流されてしまった
- 気温が低く、発芽が遅れた
割りばしで土の中を探って、虫がいないか確認しましょう。
いなければ、追加で種まきし、気温や水やりに注意し、次の発芽を待ってみましょう。
間引き
間引きは、株ごとに成長の差がでるので、一番成長のよいものを残すために数回に分けて行います。
混み合ってきたら、適度に間引きし、ベビーリーフとして美味しく頂きましょう。
最終的に、本葉が4~5枚になったら各株4cm間隔にします。
間引きをする際は、残す株の根を傷つけないように注意が必要です。離れていれば、ピンセットでそっと抜き、隣接していたら、ハサミで株元を切り取りましょう。
収穫
葉の長さが10cmくらいになったら収穫をはじめましょう。
ハサミで株元をカットします。
気温が高くなると、トウ立ちし、花を咲かせますが、葉が固くなってしまうので、蕾を見つけたら、その都度、摘蕾(てきらい)しましょう。