気温が下がってくると、決まってポトフが食べたくなります。
じっくりコトコト煮込まれたお野菜たち。
丸くコロンとした小かぶが入ってると嬉しくなりますよね。身体もココロも温めてくれます。
夏野菜の収穫がひと段落したら、ほくほく小かぶを仕込みませんか?
では、まず基本情報からいってみましょう。
基本情報
科名 | アブラナ科 |
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種のまき方 | すじまき(1cm間隔)好光性種子 |
種まき期間 | 3月~6月、9~10月 |
発芽適温 | 15℃~20℃ |
発芽日数 | 5日程度 |
収穫期間 | 種まきから40日目~50日目 |
使用プランター | 40型(4L)400×150×H140mm |
追肥の必要 | あり |
育て方
準備するもの
・必要なもの
プランター | 40型(4L)400×150×H140mm 以上の大きさ |
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鉢底石 | 排水性がよくなります ネット入りが使いやすくておすすめ |
培養土 | 野菜用培養土 可燃ごみに出せるタイプが軽くておすすめ |
種 | ホームセンターや100均で購入可能 |
じょうろ | 4L以上がおすすめ 折り畳み式の商品もあります |
緩効性肥料 | 窒素・リン酸・カリウムの配合バランスがよいものがおすすめ |
・あると便利なもの
ピンセット | 間引きに使用します 100均のもので十分です |
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ハサミ | 間引きや収穫、剪定で使用します 切れ味の良い園芸用がおすすめ |
寒冷紗 | 害虫対策、朝晩冷え込む時期の防寒対策に使用します |
ニームオイル | 害虫対策に使用します 葉や土に栄養を与える効果もあります |
液体肥料 | 即効性のある液体肥料が1本あると、作物の元気が無いときに重宝します 窒素・リン酸・カリウムの配合バランスがよいものがおすすめ |
種まき
- プランターに鉢底石を敷き、培養土をいれます。
- 種まき前の培養土に水を含ませるために、じょうろで水やりをします。(鉢底がら水があふれるくらいたっぷりと)
- すじまきします。(1cm間隔)
- 上から、追加で培養土を薄くかぶせ、手で軽く押さえてなじませましょう。(好光性種子で、発芽に光を必要とするため、土をかぶせすぎないように注意しましょう)
- 最後に、ジョウロでたっぷりと水やりしましょう。

発芽にはたっぷりの水が必要になります。発芽までは、土の表面が乾くことのないように、毎日たっぷり水やりしましょう。
発芽
種まきから5日程度で発芽します。
発芽後の水やりは、土の表面がかわいたら、たっぷりとが基本となります。
10日以上たっても発芽しない時は以下のことが考えられます。
- 土の中に虫がいる
- 種が水で流されてしまった
- 気温が低く、発芽が遅れた
割りばしで土の中を探って、虫がいないか確認しましょう。
いなければ、追加で種まきし、気温や水やりに注意し、次の発芽を待ってみましょう。
間引き
間引きは、株ごとに成長の差がでるので、一番成長のよいものを残すために2回に分けて行います。
・1回目の間引き
双葉が展開し、本葉がではじめたら2cm間隔にします。
・2回目(最終)の間引き
本葉が4~5枚になったら8cm間隔にします。
間引きをする際は、残す株の根を傷つけないように注意が必要です。離れていれば、ピンセットでそっと抜き、隣接していたら、ハサミで株元を切り取りましょう。
追肥
最終間引きが終わった段階で追肥しましょう。この後は1か月に1回、追肥を行います。
- 肥料は、プランターのふちにまきましょう。株元にまくと根腐れの原因となります。
- 肥料に記載されている使用量厳守。過剰な肥料も根腐れの原因となります。
収穫
直径4cmになったら収穫を始めましょう