トマト
ミニトマトより難易度は高いが、完熟大玉の味は格別

暑い夏の日に、完熟トマトにかぶりついて食べる味は言葉ではいいようのないおいしさと心の潤いを感じます。ミニトマトより果実が大きく、その分樹の負担も大きいため、若干管理が増えて難易度は高めですが、なんといっても作りがいのある野菜です。
種まきや育苗の仕方、土や肥料のやり方はミニトマトと同じです。

元肥多肥は樹ボケのもと、乾燥しすぎは尻腐れ症に

大玉トマトはもともと草勢が強く、元肥をやりすぎると草葉が旺盛に育ちすぎ、実がつきにくい”樹ぼけ”になってしまいます。元肥から必ず緩効性肥料を使い、やりすぎず量は適量を守って下さい。
乾きすぎると「尻腐れ果」が出やすいので、果実が肥大する時期からはとくに乾燥しないように注意します。尻腐れは果実の先端が腐ったように黒くしぼんでしまう症状で、病気ではなくカルシウム欠乏症の生理障害です。カルシウムは乾燥すると吸収されにくくなります。原因はほとんど乾燥と肥料の濃度障害と考えてよいでしょう。尻腐れ果は早めに取り除き、よく水やりします。

衰弱や防ぎ果実の大きさを揃えるために欠かせない

大玉トマトは第一花房が肥大し始めるころから果実の負担が大きくなり、茎が細く弱々しくなりがちです。そうなると実がつきにくくなったり、果実の大きさが不揃いになったりします。そこで摘果を行い、樹の負担を軽くしてやります。プランター栽培ではとくに樹が弱りやすいので、最初に肥大する第一花房と第二花房は三果残して摘果し、第三花房以降は四果ずつ残すとよいでしょう。