f9c6dde5841c52e2a8ed5a7a6f12409e_s
鈴なりに実をつける楽しい野菜、ビタミンもたっぷり

ミニトマトは生命力が強く、初めての方でも作りやすい野菜です。プランターでもたくさんの実をつけ、とりたての甘い完熟果を食べられます。
ビタミンCやリコピンを豊富に含み、夏の健康づくりにも一役買ってくれます。光を非常に好むので、太陽の光が良く当たる場所を選んで栽培します。

なるべく土量の多い深型の容器で、土は新しいものを

容器が深く大きいものほど果房数を多く収穫できるので、深型の容器をおすすめします。しかし、標準のプランター程度でも三段程度で摘心し、栄養が果実にいくようにすれば、良品がよく取れます。連作を嫌うので、なるべく新しい土を使います。古土は、過去四~五年はナス科野菜を栽培していない土を使います。

初めての方は園芸店で良苗を購入するのがおすすめ

自分でタネから育てるのはたいへん手間がかかります。園芸店等で苗を購入するとよいでしょう。その際、品種を確認し、双葉が元気で節と節の間が詰まったガッチリ苗を選んでください。

定植までは昼間25℃、夜間15~18℃を保つ

種まきから始める場合は、加温器と保温容器を用意します。苗が成長するには一定の温かさが必要なのです。セルトレイ育苗のときは加湿器を、ポットに移植した後は保温器を使います。昼間は加湿器、保温器ごと太陽の光に十分に当て、夜間は室内で密閉して保温します。寒さが厳しい日は毛布をかけるなどして冷えを防ぎます。保温器内の温度が上がらない特に寒い夜は、電気アンカを保温器に入れます。育苗中は日中25℃前後、夜間15~18℃を守ります。定植後に仮支柱を立てて苗を支えます。

定植後は20日ごとに3回

育苗中は5日ごとに液肥を水やり代わりに与えます。育苗培土に元肥が入っていればその必要はありません。定植後は、元肥と20日おきの追肥を忘れず行います。実を完熟させるまでつけておくので樹の負担が多く、樹のスタミナを持続させるには追肥と毎日の水やりが重要です。

わき芽は早めにかく、誘引も遅れずに

トマトは葉の付け根からわき芽が出ます。放っておくとジャングルのように茂り、実に栄養が行きません。養分を無駄に使わないようわき芽は早めにかきとり、一本仕立てにします。傷口から病気が入りやすいので、わき芽かきは晴天の日に行います。支柱は倒れないようしっかり立て、成長に応じて誘引します。茎は成長とともに太くなるので、ひもはゆるめに8の字に結びます。

容器に応じて摘心し、果実に栄養を集中

プランターの大きさに応じて果房数を決めます。放任すると茎葉の成長に栄養を取られしまい、果実が十分に充実しません。標準プランターなら3~4段程度です。最上段にする花房から上3枚の葉は、その下(最上段)果実に栄養を送るので残し、それより上をハサミで切ります。

光を通すネットで覆い、鳥から守る

赤い果実は、ムクドリやヒヨドリにねらわれます。予防のために光をよく通すサンサンネットで覆います。病虫害の心配はほとんどありません。

完熟の取りたてを食べられるのが醍醐味

ヘタの付け根まで赤く完熟したら収穫できます。100%完熟した果実の取れたてを食べれるのがプランター菜園の醍醐味です。収穫は朝がおすすめです。トマトやナス、キュウリなどの果菜類は、昼間葉の光合成で作られた養分が夜中に果実に移動して蓄えられます。早朝がいちばん養分が充実して、栄養も味も優れているのです。